エレコム トラックボールマウス HUGE(M-HT1DRBK)レビュー|52mmの大玉が変える、手首への優しさ
「トラックボールって、なんか上級者向けっぽくて手が出せない…」そう思っていたのは、他でもない、この私・ぐっつむです。でも手首の腱鞘炎予備軍として何か手を打たないといけないと感じていたタイミングで、エレコムの「HUGE」シリーズに出会い、思い切って試してみました。結論から言うと、買って正解でした。
今回レビューするのは、エレコム トラックボールマウス 8ボタン LLサイズ 無線タイプ「M-HT1DRBK」。価格は9,240円と決して安くはないですが、コスパの話も含めて正直にお伝えします。
この商品を選んだ理由|札幌の冬、暖房の効いた部屋で気づいたこと
北海道の冬は長い。11月から4月ごろまで、外は雪。自然と在宅時間が増え、PCの前に座る時間も増えます。昨年の冬、札幌の自宅でブログ作業をしていたとき、右手首に微妙な違和感を覚えました。「これ、やばいやつだ」と直感で分かりました。
普通のマウスを使っていると、手首を左右に動かし続けますよね。それが積み重なると腱鞘炎につながる。トラックボールはボールだけを指で転がすので、手首をほとんど動かさなくていいのが最大のメリット。しかも「HUGE」はLLサイズで、手のひらをしっかりのせられる低反発パームレスト付き。これは北海道の長い冬にこもって作業する私にとって、まさに求めていたものでした。
ちなみに、暖房で温まった室内から外に出たとき(気温差が15℃以上になることも)にガジェットが結露したり動作がおかしくなることがありますが、このマウスは2.4GHzの無線接続でレシーバーをPCに差しておけばOK。本体に過度な温度変化をさせなければ問題なく使えています。
実際に使って良かった点
① 52mmの大玉が生み出す「操球感」が想像以上
直径52mmというのは、トラックボールの中でもかなり大きめ。最初は「でかすぎでは?」と思いましたが、指の腹全体でボールを転がせる感覚が独特で、慣れると手放せなくなります。少しの動きでポインターが大きく動くので、デュアルディスプレイ環境でも快適に使えました。センサーもゲーミンググレードの光学式を採用しているので、ポインターの追従性が非常に滑らか。「ボールを転がしてる感じがしない」という感覚、使ってみると分かります。
② 低反発パームレストが本当に楽
正直、パームレスト付きマウスって「おまけ程度でしょ」と思っていました。でもこれは本体上面が丸ごとパームレストになっていて、手のひらから手首全体がしっかり沈み込む。長時間作業でも疲れにくく、腱鞘炎の予防という意味で本当に助かっています。在宅ワーク勢には特に刺さるポイントだと思います。
③ 8ボタン+チルトホイールで作業効率UP
戻る・進むボタンはもちろん、ホイールを左右に傾ける「チルトホイール」でExcelやブラウザの横スクロールも指一つ。ショートカットキーへの割り当てもエレコムの専用ソフトで細かく設定できるので、ブログ作業中のコピペや画像編集の効率が明らかに上がりました。
④ 大型人工ルビーの支持球でボールがスルスル回る
「支持球」とはボールを支える小さなパーツのことです。ここに直径2.5mmの大型人工ルビーを使っているおかげで、ボールの転がりがとにかく滑らか。また支持球が大型なのでホコリや手あかに埋もれにくく、メンテナンス頻度が少なくて済むのも地味に嬉しいポイント。清潔を保ちやすい設計は長く使う上で大事です。
正直に言うと…気になった点・デメリット
① とにかくデカい。置き場所を選ぶ
LLサイズというだけあって、本体サイズはかなり大きいです。コンパクトなデスクや、ノートPC中心のミニマルな作業環境には正直マッチしないと思います。私も最初デスクに置いたとき「え、こんなに場所取るの?」と少し戸惑いました。購入前にデスクのスペースを確認することを強くおすすめします。
② 慣れるまでに1〜2週間かかる
これは多くのトラックボール初心者が通る道ですが、最初の数日はポインター操作がうまくいかずストレスを感じることがあります。「思ったところにポインターが止まらない!」という状態が続きます。私も最初の3日間はやや後悔しかけました(笑)。でも1週間もすれば慣れてきて、2週間後にはもう普通のマウスには戻れない状態に。焦らず使い続けることが大事です。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- 手首・腱鞘炎の予防・改善をしたい人
- 1日4時間以上PCで作業する在宅ワーカー・テレワーカー
- デュアルディスプレイなど広い画面環境を使っている人
- ゆったり大きめのデスクを使っている人
- マウスパッドが不要になる利便性を求める人
❌ こんな人には向かないかも
- コンパクトなノートPC環境・小さいデスクの人
- すぐに使いこなしたい・慣れるまでの期間が取れない人
- 頻繁に持ち運びたい人(大きいので携帯性はゼロに近い)
- 親指操作タイプのトラックボールが好きな人(これは人差し指・中指タイプ)
あなたはどんな作業シーンでトラックボールを使いたいですか?使い方によって向き不向きが全然違うので、ぜひ自分の環境と照らし合わせてみてください。
価格・コスパの正直な評価
9,240円という価格は、マウスとしてはやや高め。ただし同等スペックのロジクール製トラックボールと比べるとコスパは悪くないと感じています。低反発パームレスト一体型という設計は他にほとんどなく、別途パームレストを買うことを考えればむしろお得とも言えます。高耐久スイッチ採用で長寿命設計なのも、長く使うことを考えれば割安感があります。半年保証付きなので、初期不良リスクも最低限カバーされています。
「マウスに1万円近く出すのは…」という気持ちは分かります。でも、腱鞘炎になって病院に行くコストや、作業効率の低下を考えると、これは十分”投資”できる価格帯だと個人的には思います。
まとめ|買うべきか?正直な結論
在宅ワーク・長時間PC作業が多い人には、買って後悔なしの一台です。
慣れるまでの壁はありますが、乗り越えた先の快適さは本物。手首への優しさ、大玉の操球感、作業効率の向上——どれも実感できました。逆に、持ち運び重視・デスクが狭い・すぐ使いこなしたい人には向かないので、そこは正直に伝えておきます。
北海道の長い冬、暖房の効いた部屋でこもって作業するなら、このHUGEは最高のパートナーになってくれます。ぐっつむは普段50点以上のガジェットをチェックしていますが、これは間違いなく上位に入るお気に入りです。


コメント